車検についてのQ&A

車検一般

車検ってどうしてもしなければいけないの?

A: 車検は大切な車の定期健康診断です。

『道路運送車両法』という法律により車の使用者には、受検が義務付けられています。

交通安全=整備不良車・不法改造車による交通事故防止と、環境保全=排気ガス等による大気汚染の緩和という理由により法律が作られました。

車検切れの車を運転すると道路交通法違反で6点の反則点が課せられます。

指定工場(民間車検場)ってどういうもの?

A: 車検を受けるのに最も適した技術と環境を持った工場です。

車が保安基準に適しているか否かを測定する法定の測定機器を有した検査場(検査ライン)を有し、同時に一定数以上の国家資格をパスした整備士と、検査を実行する国家資格をもった検査員を有する工場のことです。

ちなみに認証工場とは、国の認証は有するが、検査ラインと検査員を有さないため、自社で分解整備を施した後、国の検査場で持ち込み検査を受ける工場を言います。

例えば、町医者と総合病院みたいなものです。もちろん当社は指定工場です。

車検切れの車はどうしたらいいの?

A: 車検は可能ですが、道交法違反にご注意ください。

車検切れの車両の運行は道交法違反(-6点)となります。

また自賠責保険も切れていたら、運行中に人身事故などが発生した場合大変な事になります。

車検が切れてしまったら費用はかかりますが整備工場に相談して引取りを希望されるのが安全面においてベストです。

代行車検ってどういうもの?

A: 第三者(業者)がお客様から委任を受け車検場に持込み、受ける検査です。

ユーザー車検は、保有者・使用者自らが、平日に会社や学校を休んで車検場に出向く必要があるため、時間的に余裕がないユーザー様には無理があります。そうしたユーザー様の委任を受け、第三者が代行して国の検査場に車を持ち込み車検を受ける事を言います。

ほとんどの代行車検はユーザー車検同様、安全に対する保証は全く行なわれず、また国の検査場におけるトラブルなども発生し、徐々に少なくなってきています。

指定整備記録簿ってどういうものなの?

A: とても重要な書類で、車のカルテといえます。

あまりお客様が理解されていないけれど、実は重要な書類です。病院で言うカルテのようなものです。

指定工場で車検を受けると必ず発行される整備内容・点検箇所・検査の測定データを記録した書類を「指定整備記録簿」と言います。

この書類は、整備記録が記されているので、車検後の定期点検時、次回車検時、車検後のクレーム発生時などに役に立ちます。

車検は何時から受けられますか?

A: 車検満了日1ヶ月前から受ける事が可能

です。

自動車検査証記載の車検満了日の1ヶ月以上前でも受ける事も可能ですが、車検有効期間の点で現実的ではありません。

他府県ナンバーの車ですが、車検できますか?

A: 現在の居住地域の整備工場で受検可能です。

転勤、通勤、事業所の新設などでナンバー登録地以外の都道府県で車をお乗りになっておられる場合でも、当社で車検を受けることが出来ます。

ただ、自動車税は登録をされた都道府県での納税となっているので、事前に継続車検用の納税証明書を用意していただく必要があります。